鎬造りの短刀といえば残欠残刀! 合法サイズの短刀 最高 雲母塗り仕上げの拵え付き:刀長14.9cm 以下!観賞用特上研ぎ上がり!

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商品情報

刃長 14.9~14.7cmの合法サイズ。
銘 残刀の為、無銘。
ハバキ/新調銅一重ハバキ。

いや~それにしてもこの雲母塗りは手間がかかってしまい予定どおりにはいかなくてどうもしません!
銀ですとグレーに変色してしまいますけど雲母なら変色しませんです。
季節が季節ですから雪をイメージして仕上げました~かなりむずかしかったですよお。
一品々丁寧にやっております。

1番の画像が現物に近いです。

鎬造りの短刀で茎が錆びていたり銘のあるやつは元の部分をつかって素人が帽子を加工したものなので帽子が『ズングリムックリのブサメン』です。当方の残欠は切っ先部分をつか
っていますのでスレンダーで『イケメンの帽子』に茎もちゃんと掟どおりに残刀に仕立てていますのでカッコいいですよお!

素人がやらかす紙ヤスリやベルトサンダーで錆びを落とし回転砥石を使って仕上げにホームセンターで売っているピカールでメッキのように磨いただけのパンパン研ぎのケバイ仕上
がりでは鎬地のラインがくずれてしまい帽子もしっちゃかめっちゃかになりとてもじゃないですがみられたもんではありません!
とくにベルトサンダーの研ぎは荒仕事ですので鎬地ラインや平肉を落としすぎて変形してしまいます。ある程度は直せますが完全に元の形に戻すことはできないのでせっかくの道中
脇差がオシャカになってしまい宝物である道中脇差をどんどんダメにしています。

当方では寝刃合わせは絶対にしません!日本刀(刀剣)は宝物であって心を豊かにさせるものですのでただ切れればいいというのではありせん!
美術研磨は寝刃合わせや まるごとメッキのように輝かせればいいというのではなく、そのつど刀剣に合った研磨法をほどこします。プロの研ぎか素人の研ぎかは格段に美術的価値
が変わってきますので帽子の仕上がりをみれば一発で分かりますのでよーくみてくださいね。表裏そろっていなければ三流の研ぎです。

本刀は刀剣研磨の基本中の基本であります鎬地ラインと帽子の平肉(曲面)を左右対称に整え(素人には無理)、刃取りは雲のようにフワッとほどこし、鎬地は磨き棒をかけ平地は
秋の空のように澄み渡るように特上の拭いでシットリと落ち着かせていますのでプロフェッショナルの美術研磨を鑑賞することができます。

ツルっとしてギラついたヤスキ鋼=青紙(切り出しナイフや包丁に使われる材料)やSK=SKS材(ナタ、オノ、丸ノコ、ハツリのピック、ようするに工業製品につかわれる
材料)ではミラーをみているのと同じでそっけなく、これじゃ単なる道具であってとてもじゃないですが『美術品』とはいえないでしょう。それでもよければ棒映りの在庫がありますのでリクエストしてくださいね^^このような材料ではいくら内曇りをやってもまっくろくろすけのまんま。

内曇りで白くならないようではいくら拭ってもむだ、拭いは白くするのではなく曇りを晴らすことなんですよお!
コロッとした鎬造りの短刀では工作や釣りの道具には向きませんので鑑賞用として楽しんでください。工作でしたら100均で売っているヤスキ鋼=青紙切り出しナイフ、紙を切るのでしたらカッター、竹を割るのでしたらヤフオクで前後で売っているのヤスキ鋼=白紙ナタ...車の緊急時にはシートベルトカッターという専用の工具がそなえつけてありますのでこれを使ってくださいね まちがっても短刀を車のダッシュボードに入れておくのはダメですよお。

パキスタン製ダマスカスバーをグラインダーで鎬造りに加工したとんでもないゲテモノがでてきていますのでくれぐれもダマスカスにダマスカスぁれないように気をつけてくださいね!ダマスカスはパチンコ玉や自転車のチェーンなどを原料としたものです これじゃ神棚に飾れませんよね!

龍の図には日本式と日本式の2種類があります。当方の龍の図は水墨画のように金一色で色の濃淡を表していますので日本式になります。
日本式はラーメンどんぶりに描かれている赤と白が入っているカラフルな龍 あれですよお~あれ~。これが意外と知られていない。しかも龍は爬虫類とおもっている方がいますが、鯉が登龍門をくぐって龍に出世するという縁起のイイ意味なのです。なので細かい鱗で描がかないといけません。赤や白といったいかにも爬虫類の蛇腹でバケモノのような顔をした龍ではラーメンどんぶりの龍ではないでしょうか?

本残刀は新刀以降の綺麗なものをつかっており室町時代に足利義満が明への輸出用としてヘタクソ鍛冶が粗悪なクズ鉄を混ぜ込んで粗製乱造した駄物の残欠はつかっていません!明への輸出刀の茎の仕立ては茎尻にいくにしたがって分厚くなっているのが特徴で、なかには価格が切ってあるものもあり、いかに酷いものか想像がつくでしょう。

つぎに酷いのが室町末期のクワやカマをこさえていた野鍛冶がこさえた 束刀(たばがたな)といわれる足軽の脇差、足軽の脇差の特徴は野鍛冶がこさえたものなので茎がいびつでヘロヘロしていて茎尻にいくにしたがって極端に薄くなっていくのが特徴で、これも粗悪なクズ鉄を混ぜ込んで粗製乱造された駄物の証しである刃文が黒く肌はどす黒いどぶ川のような地鉄ですのでいっけん肌物にみえますが実は粗悪なクズ鉄を混ぜ込んだだけのゲテモノですので名刀の肌物とはまったく質が違い肌が荒くガバッと隙間があいていて そのなかにどす黒い炭籠り(すみごもり)があって みるとゲボッてしまいます。炭籠りをとろうと研ぎ込んでしまうと芯鉄(皮鉄よりさらにひどい鉄)がでてきてしまいよけいひどいことになってしまいますので肌の荒いやつはやめといたほうがいいでしょう。







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